一流の世界に居たから分かる事。『結局、人が大事』
皆さん、おはようございます。
凰白侑李です。
本日は朝から突如インタビューが始まりました。
某商業高校にてあるスポーツの指導者をしていたKさん。
自身も現役時代から一流と言われ名門大学に推薦入学、その後指導者になりチームを優勝、日本一へと導いた影の功労者で大変華やかな経歴です。
けれども、ご自身が経歴を語る時は必ず憂いがあり、曰く『イップスさえならなかったらなぁ(笑)プロ行っとったわ(笑)』と自虐的に答えておられました。
なぜ、プロに行かなかったのですか?と言う質問にも穏やかに答えてくれました。
『肩を壊した。それと同級生、後輩はバケモノ揃い。とてもじゃないけど敵わん。プロにって声も確かに掛かってたけど、この肩でプロに行ったとこで、、、さあ、、どうかなぁ(笑)』
話を戻しまして、イップスとスポーツを経験した人なら聞いた事ある方も少なくない単語ではないでしょうか(詳しくはググってね)
私も経験者で、最近やっと身体の反応が改善し、次は精神の反応を改善中のイップス。
Kさんは言います。
『イップスは抑えつけられる指導を繰り返しされたら発症する。わしもそのクチ。それを自覚したのは大学時代。ある人の褒める指導で救われて改善していった。だから、自分が指導する時に何より気を付けていたのは選手を萎縮させない事。良いところをこれでもかと褒めまくって伸ばす事、失敗しても大丈夫大丈夫、次やったらえんや、大丈夫やと受け止めてやる事。』
何とも、シンプルで現代では基本的な事かも知れない指導ですがその当時では珍しかったと思うと語っております。
根性論、厳しくして鍛えなきゃ駄目。
それらを自分の経験から真っ向否定し、時には保護者にも『お子さんが萎縮するから、その声掛けはやめていただきたい』と物申し指導して今がある。
『結局、人や。実力があっても人格がいかんかったら悪いけど、指導出来ん。まず良い環境に身を置いて一流と呼ばれる人を見て、それ以外の場所で人としての人生勉強をしてたら良い人が集まる。そうしてたら自分の実力は後から必ず付いてくる。仮にその時辛い環境に身を置いていても、自分がその環境から抜け出る努力、助けてと声を上げる勇気は絶対あるべき。自分の現役時代と違って現代は助けてくれる人はちゃんと増えたはずだから。』
Kさんのイップスを改善に導いた先生は、実力、人格共に申し分なかったと言う。
実力は言うまでもなく、人格形成は企業に勤めて人との関わりから養われたとおっしゃってくれました。
『その分野だけに身を置いていては自分の人格やらは育たない。だから早くこの人!と思う恩師を見つけるのも良いなぁ。やっぱり良い人の真似は大事や。人として、の真似もさせてくれるからな。』
と、ワンポイントアドバイスもいただきました。
現役時代、『大魔神』と言われたKさんですが選手達からは絶大な信頼を寄せられ今も慕われております。
ちなみに彼の太陽星座は極めて牡牛座寄りの双子座。会話、知識を双子座、現実的な粘り強さを牡牛座から授けられ、反転乙女座の細部まで拘る指導力、サポート力でチームに大いに貢献したと思います。
貴重なお話誠にありがとうございました!
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